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第44回庄内交流会 NO.2(2日目 ー1)

  
庄内交流会 2日目
2日目は大忙しの9か所の見学です106.png
 
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まず朝8時に到着したのは
JAさがえ西村山 大江町りんご部の伊藤さんの畑です。
 
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りんごは初夏に花が咲きます。
5つ花が咲くそうですが、真ん中だけ残して
4つ落としてしまうそうです。
そして、実がなり始めると4つのうち
3つを落とします。
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↑ちょうど実を落としている木
下にたくさん実が落ちています。
 
そうやって花が咲いてから収穫できるまで
成長する実を5%まで選定するのだそうです。
 
蜜入りりんごとは?
葉の光合成で養分(でんぷん)を作って、
ソルビトールになります。
それがりんごに移り酵素の力で
実全体が甘くなります。
寒くなってくるとりんごの細胞の中に
水が貯まってきます。
8℃以下になるとりんごの中の酵素が
働かなくなってきて、
水分にそのままソルビトールが残ります。
それが蜜となります。
   
だから、葉があった方がりんごは甘くなるのですね。
  
でも、世間では「紅玉は赤いものだ」
「りんごは赤い方が価値がある」という認識から、
わざわざ葉っぱを落とします。
それは大変な作業です。
 
そして、実を日に当てるため
ひとつひとつ、ひっくり返すという
大変手間のかかる作業をしているそうです。
 
チャレンジりんご ふじ&紅玉
こちらの大江町りんご部では
もともと農薬の散布回数を最大限削除した
安心・安全なりんごですが、
さらに農薬を減らしたりんご作りに
チャレンジされています。
 
通常の農薬散布(9/上旬~下旬)よりも
1か月以上早く(8/10頃)に
最後の散布を終了するそうです。
これにより3回分の5つの薬剤散布を
削減しています。
また、通常使用の農薬は18剤ですが、
出来る限り低毒で
効果のあるものを7剤にして削減しています。
そして、ふじは葉を取らない
「減農薬・葉取らずりんご」
として取り組んでいます。
 
 
 
生活クラブ提携産地大江協議会 会長
JAさがえ西村山 大江りんご部 部長の
菊地さんからお話を伺いました。
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「これからは台風や強い風がこわいですね」と
小雨の中、お話してくださいました。
 
菊地さんのりんご畑には600本のりんごの木が植わっています。
 
600本もの木を奥様と二人で管理されています151.png
どうしてそんなにたくさんのりんごの木を
管理できるのかと驚きましたが、
収穫の時期が異なる品種を植えているから
とのことでした。
 
それにしても大変な作業です。
 
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今まで忙しかった奥様と
「やっと二人でりんごが育てられるよ~」
と、後日行われた懇親会での菊地さん110.png
 
 
年々暖かくなっているのでいろいろな
病気になり、毎年同じ方法ではなく
工夫しながらりんごを育てています。
 
たくさんの手間と思いが詰まった 
さがえ西村山のりんごと 
チャレンジりんごがカタログに載る日を
とても楽しみにしています。
 
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2日目はまだまだつづきますー110.png
 
 
次は
鈴木食品製造㈱です。
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こちらは、
国産の決まった季節に取れる果物や野菜
加工して、一年中使える形状にする
農産一次加工業の会社です。
 
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この日は「エ○ラ黄金の味」に入る梅の果汁を絞っていました。
 
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たくさんの国産梅が洗われて
 
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どんどん液状になっています。
 左側の白い箱に出ているのは絞りカスです。
 
年間3000t加工していて、
搾りカスなどの副産物は1068t出ます。
その内、飼料として555t、堆肥として491tを
循環させているそうです。
 
 
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そして一斗缶に詰められています。
  
   
生活クラブの消費材としては全体の3%で
コーミやタイヘイに卸しているほか、
ギフトのラ・フランスゼリー、
ラ・フランスジュース、恋香桃ゼリーなど。
 
あとの97%は一般市場品として、
酎ハイやお菓子、あめアイス、ケーキ、
清涼飲料水、ファーストフードなど
何千種類もの製品の
「果汁○%」に使われています。
 
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こちらのさくらんぼも
鈴木食品製造さんの果汁を使用しているとの事。
お土産屋さんで発見。
思わず買ってしまいました110.png
市販品でも国産○○の部分は
ちゃんとしているんだなぁと
ちょっとほっとした私です。
 
このように生活クラブをはじめ、
大きな会社の監査をすべて通って
鈴木食品製造㈱さんの加工品は作られています。
 
原料が調達できなければ成り立たないので
産地と品種の保護、生産者への
協力も行っているそうです。
なんとも頼もしいです。
 
コーミのトマトピューレですが、
低燃費型濃縮機の導入により
風味を損なうことなく濃縮できます。
 
普通の気圧では沸点は100℃ですが、
この機械は0.1気圧にすることで
沸点が60℃になり、
色・味・栄養が損なわれることなく
濃縮できます。
 
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↑写真がわかりにくいですが
右側にその機械があります105.png
 
反対に二重管式殺菌装置という機械もあって
これは2気圧にして瞬間的に
120℃まで上げて土壌菌などを殺菌できる
機械だそうです。
 
化学ですね151.png
 
そうして素材によっていろいろ
使い分けて加工しています。
 
そして一般財団法人食品産業センターによる
食品産業部門において、平成27年に
農林水産大臣賞をもらったそうです。
 
縁の下の力持ちですね。
 
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ラ・フランスのゼリーをお土産にいただいて
鈴木食品製造㈱の見学を終えました。
 
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2日目はまだまだまだ続きます~
 
また明日~106.png 
 


 

 


 

 

 

 



 


 



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by aobacomonzu | 2017-08-03 16:43 | 生産者交流会 | Comments(0)