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第44回庄内交流会 NO.5(3日目ー1)

  
庄内交流会 3日目です。
  
2日目の宿の部屋では
埼玉・福島・兵庫の方と一緒の部屋でした。
それぞれのカタログを持ち寄って見比べて、
こんな消費材やあんな消費材の話で
盛り上がりました101.png
  
それはまるで同じ地域生協の方たちと
話してるようで、
違うことといえば、
関西弁だったり、福島弁だったり、
でも、初めて会った気がしなくて、
また、それぞれの地域の消費材に
新鮮な驚きがあったりして
話は尽きませんでした。
  
そんな翌日
出発は朝8時119.png
  
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ずっと雲に隠れていた鳥海山が
姿を現しました102.png
 
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まず訪れたのは
パプリカの畑です。
   
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1本から13個ほど収穫できるそうです。
  
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庄内みどり農業協同組合
高橋さんのビニールハウスです。
  
1棟にパプリカが1000株植わってます。
それが6棟あります。
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ビニールハウスの横にも豊富なお水が出てます。
  
平成21~23年頃には78名いらっしゃった
パプリカ農家さんですが、
青枯れ病という土壌から来る病気で
5年間は何も植えられない状態の畑があり、
今は48名で生産しているそうです。
  
ビニールハウスのビニールは
光合成に必要な光が入るタイプで
5年ごとくらいに張り替えるのですが
その費用がけっこうかかるという事でした。
  
きっと1日目のトマト農家さんも
そうなのでしょうね。
ビニールって劣化するから大変です。
  
パプリカの生産を始めたのは、国の減反政策や
全体的に米の消費量が減り、
田んぼでお米を作れなくなったからです。
  
2003年10軒ほどの農家さんから
田んぼを畑に変えてパプリカ栽培に
チャレンジしました。
 そして、県の稲作転作品目として
国産パプリカの栽培が奨励されたこともあり、
若者がパプリカの普及に頑張っているそうです。
  
 その名も「パプリカ青年隊」
  
農薬削減もしっかりしていて
特別栽培基準の農法で栽培しています。
  
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高橋さんは34歳。
若いですね。
  

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カタログにありました↑
  
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届きました110.png
肉厚でしっかりしています。
夏はサイズが小さめだと聞きましたが、
とても大きいです。  
甘くて皮が軟らかくて美味しかったです。
  
ちなみにビニールハウスの前の田んぼは
飼料用米の田んぼでした。
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次はいよいよ共同開発米の圃場です。
圃場(ほじょう)とは田圃(たんぼ)の意味です。
  
こちらは
庄内みどり農業協同組合
遊佐町共同開発米部会
会長 尾形さんの圃場です。
  
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↑飼料用米
食味より収量重視のお米で
一般に食べられているものより大粒です。 
一般のお米と混ざらないように刈取りが遅く、
自宅で乾燥せず、
施設(カントリーで)乾燥しています。


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↑つや姫
今年は昨年の倍の作付けをしたそうです。
  
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↑無農薬実験米(山形95号)
  
先日、埼玉の組合員さんが雑草を取りに来てくれて
今は、きれいです。
今年は28名の農家さんが取り組んで
頑張っています。
  
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↑ひとめぼれです。
  
この管のなかに蛇口があって
ひねると湧き水がすごい勢いで出ます。
  
一度圃場に入った水は、
日本海に流れるようになっていて、
他の圃場の除草剤などが
混ざらないように整備されています。
   
  
今年は減農薬のおかげか?蛍がたくさん
飛んでいたそうです。
  
しかしながら、
カメムシ被害が今年は増えたとの事、
 通常1回ですが、2回薬をまいたそうです。 
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↑カメムシ被害で黒くなったお米
  
減農薬への挑戦
作物を育てるのは、虫と病気との戦いです。
その中でも、何とか薬に頼らない方法はないかと
生産者と生活クラブとで
試行錯誤しながら一緒に育ててきたのが
共同開発米(遊YOU米)です。
 
生産者は安全で美味しいお米を作ると同時に、
組合員に毎年お米を届けられることも
大切にしています。
  
それはお米を食べ続けてくれる
組合員がいるからです。
 
減農薬に積極的にチャレンジできるのも
安定した利用が見込まれる登録して食べる
よやくらぶのシステムがあるからです。
  
もしも不作に見舞われたり、災害があったとしても
予約のお米を優先して届けます。

そして、予約により消費量の見通しがつき、
安心して、
若い人もお米作りをしようと思うようになります。
だから、遊佐町には若い生産者が多いです。
  
不作のリスク対策もしています。
それは遊YOU米を
ブレンド米にしているという事です。
  
今は、ひとつの品種のお米が主流ですが、
1993年の平成の大凶作を機に、生活クラブでは
同じ品種を作付けするのは
危険だという事になりました。
(この時は農家の自家所有分まで
集めて出荷したそうです)
    
品種は
早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(ばんせ・おくて)と
収穫時期が違うものに分けられます。
  
遊YOU米は
ひとめぼれ(中生品種)80%
どまんなか(早生品種)20%
を、ブレンドしてお届けしています。
※来年はどまんなかに変わる品種を考え中だそうです。
  
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↑尾形さん
生活クラブの生産者交流会で各地を回って
お米の話をしてくれています。
また横浜にいらっしゃった時は
よろしくお願いいたします。 
  
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↑若い稲が今年もすくすくと育っています。
    
  
遊佐づくしの開発
資源循環は庄内での大きな特徴ですが、
その集大成ともいえるのが
発酵有機肥料「遊佐づくし」です。
2010年より試作を繰り返し、出来ました。
 
遊佐だけにとどまらず、米澤製油の菜種粕、
鹿川グリーンファームの発酵鶏糞、
遊佐産のもみ殻、くず大豆、牡蠣殻、米ぬかなど
10種類の原料をブレンドした肥料が出来ました。
これにより、ますます食味評価が高く
、市販の有機肥料と
遜色ない肥効が期待できるとの事です。
  
また、遊佐町全域3,080haで
「GMOフリーゾーン」
(遺伝子組み換え作物が存在しない地域)
となっています。
  
  
「米という字は
八十八の手間がかかると教えた文字だ」
お米ありがとう音頭の歌詞にありました。
 
その上、無農薬実験米は農薬0で、
ひとめぼれ・どまんなか・ササニシキは
農薬を8回しか使いません。
飼料用米もほとんど同じように作っているそうです。
(ちなみに山形県の基準は20回です)
そうして13,790㎏も農薬削減しています。
  
生産者も、私たち組合員も次世代まで
いつまでも安全で美味しいお米が
作れるように(食べられるように)
お互いに支え合っていきたい。
 
それが生活クラブ運動です。
  
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3日目、次は平牧工房です。
  
また明日~125.png
  


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by aobacomonzu | 2017-08-07 01:29 | 生産者交流会 | Comments(0)